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撮影現場を効率化させるアイディア満載 InterBEE2022レポート

前回、照明機材編に引き続きInterBEE2022の注目機材をお届けする。
今回はワイヤレス伝送やカメラ機材等についてピックアップした。

4K対応が続々登場 ワイヤレス映像伝送機材

電動ジンバルの使用や少人数での制作、あるいはWEB配信など、動画撮影現場でのワイヤレス化の重要性は増している。
InterBEE2022ではワイヤレス映像伝送機材の出展も目立った。

TERADEKのBOLT4Kシリーズは、幅広いラインナップをアピール。
シリーズ内での互換性が高く、大規模現場のニーズにきめ細かく対応できそうだ。

Canon EOS R (24mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO1600)

ホーリーランドはMARS 4Kを出展。400S同様にコンパクトにまとめられているため、ジンバルでの運用との相性の良さを感じさせる。

Canon EOS R (40mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO1600)

モニター・レコーダーで有名なアトモスは、WEB配信を重視したATOMOS CONNECTシステムを提案。モニターレコーダーNINJA V/+の専用アタッチメントや、モニターとワイヤレスユニットが一体となったZATO CONNECT、SHOGUN CONNECTを展開する。

Canon EOS R (40mm, f/10, 1/60 sec, ISO1600)

小型機が続々登場 ワイヤレスマイク

コンパクトさと扱いやすさで収録用ワイヤレスマイクの敷居を一気に下げたRODEのWireless GO 、InterBEE2022にはそのライバル機が多数出展された。

Canon EOS R (24mm, f/10, 1/160 sec, ISO1600)

ホーリーランドのLarkシリーズは、受信機をカメラにクリップオンする150やスマホ対応のM1、C1ラインナップされていて、特に150は大きなモニターと調整ダイヤルが魅力的。

Canon EOS R (24mm, f/5.6, 1/400 sec, ISO1600)

マッキーからはEleMent Waveシリーズが登場。通常モデルのLAVと、インタビューマイクなどを使うシーンでの活躍が期待できるXLR端子付きのモデルをラインナップ。

OPPO Reno3 A (4.71mm, f/1.7, 1/100 sec, ISO147)

照明機材で注目されるゴドックスもワイヤレスマイク・MoveLinkを投入。手持ちマイクとして使えるハンドベルユニットをオプションで用意するなど、本気がうかがえる。

Canon EOS R (35mm, f/5.6, 1/250 sec, ISO1600)

既存機種にも注目が集まるカメラ機材の動向

ソニーは今年、カメラ機材の大きな展示は無かったものの、最近発売となったFX30等既に市場に出回っているカメラに関するユーザーとメーカースタッフとの意見交換が活発に行われていた。

Canon EOS R (24mm, f/8, 1/30 sec, ISO1600)

ニコンはフルサイズミラーレス・フラッグシップ機Z9を、ムービー使用を提案するパンフレットと豊富なニッコールレンズとともに紹介し、注目されていた。

Canon EOS R (24mm, f/10, 1/10 sec, ISO1600)

新機種としてはキヤノンからは先日発表されたEOSR6がリグやモニター装備という動画仕様で展示。
R3並みのトラッキング性能、手振れ補正に加え軽量さも相まって、ジンバルから手持ちまで幅広い動画ユースの可能性を感じさせる。

Canon EOS R (26mm, f/5.6, 1/25 sec, ISO1600)

バッテリーや箱馬も!そのほかの注目機材

IDXからはUSB-Cケーブルを介して充電できるソニーU互換バッテリーとVマウントバッテリーが登場。
VマウントモデルはUSB充電だと専用チャージャーよりもやや短時間で充電できるという。

Canon EOS R (32mm, f/5.6, 1/400 sec, ISO1600)

面白いブースとして、入場口付近にメタルトイズの箱馬屋が陣取っていた。
箱馬製作キットの実演が目を引き、引き出しがついた箱馬「しまうま」やスピーカー箱馬など、箱馬をテーマとしたアイディア商品を紹介していた。
普段の生活にも箱馬を取り入れたくなるようなラインナップだ。

Canon EOS R (30mm, f/10, 1/40 sec, ISO1600)

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