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CP+2024 注目のカメラ・レンズを速攻レビュー

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FUJIFILM X100VI

着実に進化した高級コンデジX100VI

中古品ですら高額取引されている超人気高級コンデジの一角、X100シリーズの最新機種がセンセーショナルに登場。
伝統の23mmF2レンズや旧機種の操作系を踏襲しつつも有効画素数約4,020万画素のX-Trans CMOS 5 HRセンサーやフィルムシミュレーションにリアラエース追加など、スペックはブラッシュアップされている。

シグマから500/5.6DG DNと15/1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYEが登場

シグマのレンズラインナップはカメラメーカーが取りこぼしているセグメントへ的確に対応することに定評があり、急遽発表された2つのレンズは早速注目を浴びた。LマウントとソニーEマウントに対応する。

同社の60-600mmよりはるかにコンパクトな500/5.6

500/5.6DG DNはコンパクトさが目を引く超望遠レンズで、同社の人気機種60-600mmよりも明らかに手持ちが楽なうえAF追従性能や解像感に優れており、スポーツや野鳥撮影に威力を発揮しそうだ。

隅々までキレのある描写、15/1.4フィッシュアイ

15/1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYEは近年少数派となった単焦点の対角魚眼レンズだが、F1.4というこれまでにない大口径が目を引く。天体撮影で魅力的な一本。
ともに単焦点レンズなので、輪をかけて解像感・描写力に優れておりシグマの本気を感じる。

MFTの新星OM-1 MarkII

OM-1 MarkIIとED 150-600/5.0-6.3 ISの組み合わせ

OMシステムからは先日発表されたOM-1 MarkIIとED 150-600/5.0-6.3 ISは組み合わされて展示されていた。フラッグシップに超望遠レンズというオリンピックイヤーを感じさせるコンビネーションから高いトラッキング性能を体感できた。
ミラーレスの先駆者として動きモノに強さを示した。

主要3マウント揃い踏みのNOKTON 75/1.5 Aspherical

RF・Z・Eマウント対応で発表されたNOKTON 75/1.5

コシナからはフォクトレンダーNOKTON 75/1.5 AsphericalがキヤノンRF・ニコンZ・ソニーEマウント対応で発表された。ポートレートに魅力的な中望遠レンズではあるが、MF操作のみで被写界深度が非常に浅くピントが合わせづらい。しかし現代的レンズにはないノクトン独特の描写は何にも代えがたい魅力がある。

NOKTON 75/1.5開放で撮影

 

LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO OIS

Lマウントはプロユースに耐える高品質なレンズが多い一方、一般コンシュマー向けレンズが少ない。
今年のCP+にあわせ電撃発表されたLUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO OISは初心者にも扱いやすい便利な高倍率ズームレンズで、コンパクトさと接写能力の高さが魅力。V-rogやジンバル搭載にもうってつけ。

コンパクトを極めたFE 24-50/2.8 G

ソニーから突如発表されたのがコンパクトを極めた標準ズームレンズFE 24-50/2.8 G。このレンズの目玉はテレ端で鏡胴が最短になる点で、逆に最長がワイド端となり、ズーミング全域での重心移動が少ない。
気軽なスナップ撮影からV-rog、そしてジンバル搭載と幅広く対応できる懐の深さが感じられた。
テレビ朝日映像の長崎カメラマン注目の逸品。