我が子の活躍を綺麗に残そう!運動会撮影おすすめ機材 一眼ミラーレス編
以前の記事で、運動会におすすめのビデオカメラを紹介しましたが、
今回は我が子の写真もバッチリ残したいパパさん・ママさんのために運動会にオススメの一眼ミラーレス&レンズをご紹介します。
APSC or フルサイズ?
まず一眼ミラーレスといいますと、フルサイズを選ぶべきか、APSC機を選ぶべきか迷うところかと思いますが、筆者としてはAPSC機をおすすめします。
描写性能、暗所性能ではフルサイズの方が勝りますが、
APSC機はセンサーサイズの都合で画角が狭く、フルサイズと同じ焦点距離のレンズをつけてもより望遠になります。
加えて軽量なので、機動性に優れています。
・日中の明るい屋外
・遠くの被写体を撮る
・カメラだけではなく、子どもの荷物もたくさん持っている
こうした運動会特有のシチュエーションでは、APSCに分があるのではないかと思います。
さらに、カメラは持っているけど、レンズ何を使うか迷っている方のためにも、
より軽量(1kg以下)で、より望遠(焦点距離200mm以上)という観点で当店でレンタルできる機材を選んでみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
レンズ交換の手間を省きたいなら、広角側20mm程度からカバーできる便利ズームレンズを、
競技場が広くてより寄れるズーム機能を重視したいのであれば100-400等のレンズを選択して、標準レンズは別で用意するのがいいかなと思います。
SONYおすすめカメラ&レンズ
SONY α6700
SONYの現行最新APSCミラーレスです。
AIを活用した「リアルタイムトラッキング」を搭載。狙いたい被写体を指定してシャッターボタンを半押しするだけで、カメラまかせで自動追尾ができるため、撮影者は構図に集中できます。
被写体認識性能が大幅に向上し、トラッキング開始時により正確に被写体を捉えることができます。
防塵・防滴に配慮した設計になっており、砂埃の舞うグランドでも問題なく使えます。
シネマカメラの技術を活かした最新のイメージセンサーと画像処理エンジンを搭載しており、動画機としての機能も抜群です。
SONY FE24-240mm F3.5-6.3 OSS
非球面レンズ5枚とEDガラス1枚を採用した光学設計により、レンズの小型化を図りながらも広角24mmを実現。諸収差も良好に補正し、画面周辺まで高い解像力を発揮します。
フォーカス駆動にはリニアモーターを採用し、高倍率ズームレンズでありながら高速かつ静粛な動作を実現。
さらに、光学式手ブレ補正機能の搭載により、手ブレしやすい望遠撮影や薄暗い場所でもしっかり手ブレを抑えます。
また、レンズ外装には防塵・防滴に配慮した設計を採用。旅行や運動会など、これ1本でさまざまな撮影シーンに対応します。
質量:780g
SONY E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS
Gレンズならではの高解像とコンパクトを両立した、350mm(35mm判換算525mm)の世界まで切り取れるAPS-C超望遠ズームレンズです。
5倍ズームを実現しながら、機動性に優れた軽量・コンパクト設計により、高い携行性を備えたAPS-Cカメラシステムのメリットを最大限に生かせます。
また、ズーム全域かつ画面全体にわたり高い描写性能を実現するとともに、光学式手ブレ補正機能の搭載により、運動会やスポーツ、自然・アウトドア、ペットや野生動物など幅広い被写体の撮影に適し、さまざまなシーンで手軽に超望遠撮影が楽しめます。
質量:625g
TAMRON 50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD(A069)
広角端を標準域の50mmに設定することにより、70mmではやや狭く感じる場面をカバー。
撮影表現の可能性までも広げ、自然風景、動物園、鉄道など、様々な被写体やシーンにおいてより自由な作品づくりを叶えます。
また50mm始まり、手ブレ補正機構搭載ながらも、長さ150mm、クラス最軽量の質量665gというコンパクトさを実現。
フルサイズよりも小ぶりなAPS-Cカメラとの相性も抜群です。圧倒的な機動力と利便性により、没入感の高い撮影体験を心ゆくまでお楽しみいただけます。
質量:665g
Nikonおすすめカメラ&レンズ
Z50
堅牢な金属を採用しながら質量はわずか約450g。機動性に優れるニコンDXフォーマットのメリットを活かした小型・軽量ボディーで、いつでも、どこにでも、気軽に持って行けます。
明るさ、解像度、ピント精度、ボケの美しさまでをこれまで以上に深く追求した、NIKKOR Zレンズを使用し、Zマウントシステムならではの高画質が得られます。
カメラ有効画素数は2088万画素。最新の画像処理エンジンEXPEED 6と連携して、高感度でも解像感を保ちながら効果的にノイズを抑制。
スマートフォンやデジタル一眼カメラのエントリーモデルでは実現できない、解像感の高い優れた描写性能を発揮します。
NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3
広角24mmから望遠200mmまでと幅広いシーンをカバーし、5.0段の高い手ブレ補正効果を発揮するレンズシフト方式VR機構を搭載。
高倍率ズームレンズにもかかわらず小型軽量で約570gと軽く、機動力を確保しながらさまざまなシーンを撮影したい旅行などに最適な1本です。
光学性能も追求し、ED非球面レンズ1枚、EDレンズ2枚、非球面レンズ2枚を採用。画像の中心から周辺までシャープな描写がズーム全域で得られます。
アルネオコートの採用でレンズ面に垂直に入射する光に起因したゴーストやフレアを低減します。
質量:570g
TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3Di III RXD(A047) (ニコンZマウント)
幅広い望遠域をカバーしながらも、そのサイズは長さ148mm、最大径φ77mm、重さ545gと世界最小・最軽量を達成しています。
画質にもこだわり、特殊硝材を適切に配置することで色収差をはじめとした諸収差を抑制。高解像な画像と望遠レンズならではの美しいボケ味を楽しむことができます。
簡易防滴構造を採用するとともに、「瞳AF」などの各種カメラ機能にも対応しています。風景やスポーツ、鉄道、飛行機の撮影など、使い方は様々。
ポートレートやスナップ、運動会といった、手持ちで軽快に撮影を楽しみたいシーンでもその力を発揮します。
質量:580g
Nikon Z50 ダブルズームキット( NIKKOR Z DX 16-50/3.5-6.3 VR+50-250/4.5-6.3 VRレンズ2本付き)
NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
中望遠50mmから望遠250mmまでと望遠領域を広くカバーし、 5.0段の高い手ブレ補正効果を発揮する光学式VR機構を内蔵。
旅行先やアウトドアライフ、スポーツ観戦などの多様なシーンで、近づけない被写体や目立たせたい被写体を大きく写せたり、
離れたところから子供たちや動物などのカメラを意識しない自然な表情が撮れるなど、手ブレを気にせずに、望遠効果を活かした撮影が可能です。
質量;405g
Canonおすすめカメラ&レンズ
Canon EOS R10 RF-S18-150 IS STM レンズキット
静止画、動画ともに高速・高精度・広範囲のオートフォーカスに加え、精度の高い追尾が可能です。また、電子シャッター時は最高約23コマ/秒の高速連写を実現。
小型・軽量×本格性能能約429gの軽量ボディー(バッテリー・SDカード含)に、上位機種のオートフォーカス技術に迫る被写体検出機能など、本格的な機能を凝縮。
表現の幅を広げるかんたん操作撮りたい被写体をかんたんに美しく撮影できる機能が充実。「こう撮りたい」をカメラがアシストしてくれるので、高度なこだわり撮影も可能。
Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM(キヤノンRFマウント)
高い描写性能と機動性を両立した、望遠撮影を手軽に楽しみたいと考える幅広いユーザー向けの超望遠レンズです。
EXTENDER RF1.4x/2x に対応。最大焦点距離800mm相当まで望遠域を拡大し、被写体を大きく引き寄せた迫力ある撮影をすることができます。
質量:635g
※エクステンダー…レンズとボディの間に挟むことで焦点距離を倍にするアイテム。通称テレコン。
マイクロフォーサーズという選択肢も
APSCよりもさらにセンサーサイズの小さい「マイクロフォーサーズ」というカテゴリが存在します。
APSCはフルサイズの1.5倍換算(1.5倍画角が狭い)ですが、マイクロフォーサーズは2倍換算です。
つまり、同じ50mmのレンズでもマイクロフォーサーズで使うと100mm相当の画角になります。感覚的に言うと2倍大きく撮れる、ということです。
APSC機と同様、軽くて機動性に優れているのも特徴です。
OM SYSTEM OM-1
新エンジンTruePic Xと新開発の有効画素数約2037万画素裏面照射積層型Live MOSセンサーが、高解像レンズM.ZUIKO DIGITALの性能を余すことなく引き出し、圧倒的な解像感と低ノイズを実現しています。
センサーサイズから想像する画質レベルを超え、フルサイズに迫る高画質を提供します。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3(マイクロフォーサーズマウント)
35mm判換算で広角24mmから望遠400mmの幅広い焦点距離を、1本でカバーする倍率16.6倍のズームレンズです。
高倍率ズームレンズとしては圧倒的な小型・軽量化を実現し、旅行での持ち運びも気になりません。
質量:455g
運動会設定のコツ
せっかくの運動会、できればマニュアルモードで適した設定に挑戦してみましょう。
ポイントをいくつか紹介します。
●シャッタースピードを速くする
かけっこ、ダンスなど動きの速いシーンではシャッタースピードを早く設定しましょう。遅いシャッタースピードでは被写体がブレてしまいます。
望遠では手ぶれも大きくなるので、手ぶれを抑えるためにもシャッタースピードは1/400以上が理想です。
シャッタースピードについて詳しくはこちら
●電子シャッターを使わない
サイレントシャッター(電子シャッター)モードでは、早く動く被写体を撮影した時の動体歪み(ローリングシャッター現象)が激しくなります。
メカシャッター(「カシャ」とシャッター音が鳴るモード)で撮影すれば動体歪みを防ぐことが出来ます。撮影しているときには気づきにくいので、適宜プレビューで確かめましょう。
ついつい我が子の撮影に夢中になってしまいがちですが、後ろの人の視界を塞いでいないか等、周囲の父兄さんに配慮しながら楽しく撮影しましょう。
まとめ
今回は運動会におすすめの一眼ミラーレス機材をご紹介しました。
気になるカメラ、レンズはありましたか?
マップレンタルならいつものレンズにプラスして機材を持っていきたい時にぴったりです。ぜひご検討下さい。