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もう会場で迷わない?花火大会撮影テクニック!

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本稿では「キレイに撮ろう花火大会!いつものカメラ+αでバルブ撮影に挑戦」より深堀したマップレンタルスタッフ流テクニックを取り上げます。

花火大会会場で重要な「場所取り」

花火大会の会場は多くの人でごった返します。それにより見物人が入り込みがちになります。
会場によっては花火を遮る樹木や建造物の多いケースもあります。
そこで重要なのが「場所取り」。できれば事前に視察して会場の特徴を知っておき、それができない場合はなるべく早く会場入りしたほうがよいでしょう。

木々が無ければ…とならないように事前調査や早めの場所取りをしましょう

音を捉えて花火を撮る

近年多くの花火大会会場では、誰もが聞き覚えのあるJ-POPを中心とした音楽と同調させた演出を行っています。
当然盛り上げるのはサビの部分で、その演奏時間はおよそ30秒です。
いい花火を撮るにはサビのタイミングで10~20秒ほどシャッター開放することが一つの攻略法です。

長時間露出させる場合には黒うちわとNDフィルター

シャッター開放はバルブで行うのが基本ですが、花火が連発される状況が長続きする場合は、開放中に黒うちわで光量を調節するとよいです。
また黒うちわがあると多重露光風にしたり、建物や夜景等との露出バランスを取るなど高度な表現が可能となります。
さらに、ND4フィルターがあると露出調整の幅が広がります。

使用機会が少ないレリーズOPPO Reno3 A (4.71mm, f/1.7, 1/102 sec, ISO100)
NDフィルターこそレンタルがオススメ

サビの部分で20秒、黒うちわを用いて連発される花火を重ねて撮影

クライマックスでは煙と露出オーバーに注意

花火が多く打ち上がってくると煙が充満してきます。この現象はクライマックス時に顕著で、さらに大会終盤ともなればより多く連発され、露出オーバーになりがちです。
花火をキレイに撮るには、序盤が重要です。

序盤は空に煙が少ないためヌケの良い花火が撮りやすい

終盤になると花火の数が増えるが空が煙ってくる

実は花火撮影はマニアの世界?

花火大会は基本的に夏に行われます。
撮るだけならあまり機材にこだわる必要はないのですが、季節性と長時間露光を駆使するという他の撮影にはない難しさからのめり込む人が想像以上に多いジャンルです。
三脚を高く構えられる撮影専用エリアが用意されており、通常エリアより割高に設定されているものの、そこが早いうちに完売になるほど盛り上がりのある世界です。
しかし、腕さえあればどんな機材でもキレイに撮れるのが花火撮影の魅力。キレイに撮ってお友達や家族に自慢しちゃいましょう!

Canon EOS R (24mm, f/10, 14 sec, ISO160)

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