いまポートレートに魅せられて Re:port2023、ポトレデイズ展
去る2023年2月。
横浜にて開催されたふたつの写真展へ出展させていただきました。
いずれもポートレートをテーマにした写真展。
ですが、ただポートレートを鑑賞するのみならず体験することもできるのです。
JINBEIなどの照明を扱うサンテックさんがセットを組んでくださりました。
せっかくなので当社も厳選したカメラ・レンズのセットを会場限定レンタル。
多くの皆様に好評いただきました。
すばらしいモデルさんや見事な照明機材に中の人もおもわず撮りたくなり、
私も撮影料を支払って撮らせていただきました。
レンタル機材のご案内兼ねて一部ご紹介いたしましょう。
FUJIFILM GFX 100 (80mm, f/1.7, 1/250 sec, ISO100)モデル:咲羅レインさん
FUJIFILM X-Pro3 (35mm, f/2.8, 1/500 sec, ISO160)
モデル:園田みくさん
FUJIFILM GFX 100 (63mm, f/2.8, 1/100 sec, ISO100)
モデル:黒田萌音さん
FUJIFILM X-T4 (23mm, f/4, 1/125 sec, ISO400)
モデル:しゃとさん
GFX100の1億画素とGF63またはGF80の解像力はまったく素晴らしいですね。
持ち歩きは大変だがポートレートにはうってつけだと思う。
一枚一枚絵作りしてシャッターを切る感覚はまさに中判カメラだ。
一方でXマウントもけして解像力は甘くなく、X-T4の描写も素晴らしい。
どんどん撮れて、軽くて使いやすく疲れないしGFXほどファイルサイズが重くないのがよい。
気軽さと楽しさをよく両立している。
X-Pro3に至ってはブライトフレーム的ファインダーでパチパチ撮れておもしろい。
わざと隠された液晶モニタで撮影結果を見るのがドキドキする感じまでフイルム時代をよく回顧させてくれる。
Canon EOS R3 (85mm, f/1.2, 1/320 sec, ISO250)
モデル:こもれびもかさん
会場レンタルで特に好評だったキヤノンR3とRF85 f1.2もさすがはフラッグシップ。
何にでも使えるカメラだがポートレートにつかっても楽しい。
R3のボディに85mmの焦点距離がモデルさん主体の縦写真にちょうど良かったようです。
GFXほどではないにせよ目をみはる高画素だし、優れたAFが的確に捉えてくれます。
なによりどんどん連写できる性能が使いやすいですね。
めいっぱいポートレートの魅力を味わえた2週間でした。
Canon EOS RP (15mm, f/5, 1/125 sec, ISO2000)