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基礎知識

【初心者でも分かるカメラの基礎知識2】ISO感度とは?

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ISO感度とは、イメージセンサーに入ってきた光をカメラ内でどのくらい増幅させるかを示す値です。

数字が大きいほど、光を多く捉えることができ、写真の露出は明るくなります。

ISO感度を上げることで暗い場所でも撮影することができますが、上げることでノイズ・ざらつきが発生します。

 

個人的には、シャッタースピード、F値を決めた後、明るさが足りなければISO感度を上げ、

逆に明るすぎる時はISO感度を下げています。

 

一見便利に見える機能ですが、ISO感度の上げすぎが画質にどう影響を及ぼすのでしょうか?

夜間の東京駅を撮影しました。

 

SONY ILCE-7M4 (30mm, f/4, 1/100 sec, ISO12800)

一部を拡大すると…

 

暗所に強いとされているフルサイズ機でも、こんな風にノイズが乗ってしまいます。

スマートフォン等の画面で見る分には気にならないかもしれませんが、

印刷したり拡大する場合このざらつきが目立ってきてしまいます。

シャッタースピードを遅くするとISO感度を上げずに明るくすることができるのですが、

三脚がなく手持ちで撮影した場合ブレの原因になります。

なので、ノイズをどこまで許容できるかバランスを見ながら調整していく必要があります。