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LAOWA 12mm F2.8 Zero-D(ニコンZマウント)

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LAOWA 12mm F2.8 Zero-D(ニコンZマウント)

 

先日使ったLAOWAがあまりにもよかったので満足していたところ、

磨いて棚にしまうとき隣にあったこのレンズも使ってみることにした。

あらかじめ申し述べるにこれはシフトレンズではない。

ただの超広角レンズ… と思いきやただものではなかった。

NIKON Z 9 (0mm, f/0, 1/100 sec, ISO180)

NIKON Z 9 (0mm, f/0, 1/125 sec, ISO2000)

NIKON Z 9 (0mm, f/0, 1/80 sec, ISO200)

おことわりするが、これは無修正である。

歪曲とか垂直とかそう言う加工はしていない。

NIKON Z 9 (0mm, f/0, 1/125 sec, ISO5600)

この光学特性はやはり見事だ。

12mmの超広角でここまで歪曲収差が少ないなんて信じられない。

 

例によって電子接点のないレンズであるからこれもマニュアルフォーカスで絞り手動だ。

ちょっと心配だったが Z9に付けた場合、HDR撮影はできた。

NIKON Z 9 (0mm, f/0, 1/320 sec, ISO100)

Zマウントレンズとしては十分に小型軽量であり、

絞りリングやフォーカシングリングの節度感も程よい。

例によって付属フードが角度次第でケラレを招くこと、AF,AEを使えないほか不満はない。

 

過去何度も書いているように超広角域では1mmでも広い方が好い。

Zマウントで望みうる最広角レンズとして選択肢の一つに加えてよいレンズだと思う。